あとふどっとこむ
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ポジション

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快適性は無駄

最優先は速く遠く確実に。

最大パワーを出し続けて最後まで届けばいいですけど、うさぎとかめみたいなもんです。ロードレースで単純に時間を競うのはタイムトライアルですが、それでもペース配分を考えなければいけないコース設定がほとんどです。

ロードバイクは限りある資源をいかに無駄遣いせずに前進する力に変えるか、その無駄遣い対策が多岐に渡る乗り物です。空気抵抗、出力ロス、疲労回復、軽量化、その他いろいろ。

空気抵抗

ロードバイクは普通にハンドル低いですよね。体が起き上がれば起き上がるほど風を受けます。風を受けないために前傾になります。腰や足の位置や太さはどうにもなりませんので、正面から見た時に腰と足がバイクに跨っているだけの状態が風が当たる面積を一番小さくした姿勢です。

腰と頭が同じ高さのまま何時間も走るのは・・・まず無理ですね。最終的には各無駄遣い対策のトレードオフになります。ここに個人差、マシン差、コース差が出てきて、いろいろな答えがあるので面白くなるわけです。答えが一つだと選択肢が減ってつまらないでしょ?

出力ロス

人間の力を動力にするために、ペダルが受け止めてシャフトが回ります。ペダルはくるくる回りますので、水平方向に固定されていると、足首の角度をペダルの位置に合わせて曲げたり伸ばしたりしなければならず、余分な筋肉運動が必要になってしまいます。力を伝えるのに効率が良い角度を保つために、ペダルは自由に傾くように出来ています。

自由なので押す方向を間違えると、力の無駄遣いになります。そこで、踏み込む角度や踏む位置を調整する必要があります。そのためには、サドルの高さや角度、位置を調整します。ここで座る役割はほぼなくなります。ここでまたトレードオフがあります。

疲労回復

出力を完璧に伝えて、空気抵抗も問題ない姿勢が出来たとしましょう。そういう姿勢を何時間も続けられる体づくりをしないとペダリングのための筋肉以外に姿勢を維持するための筋肉運動が多くなり、余計に疲れます。

疲労しないレース展開は基本的にあり得ないので、疲れを取りながらゴールを目指します。当然、余分な疲れを発生させない工夫も必要です。

ある程度はロードバイク向けの体づくりで疲労対策しますが、それよりも大事なのが疲労回復です。ポジションからちょっと話ずれました?いや、これが姿勢も関係するのです。

普通、疲労回復するために思うことは横になって休む、ですよね。日常生活や筋肉にそこまで負荷をかけていない場合は動かないという選択肢もアリです。ところが、スポーツレベルの負荷をかけた筋肉はいきなり止まると疲労回復しません。

疲労回復のポイントは血流です。疲労物質を片付けるだけでなく、回復に必要な栄養分を届けます。細胞活動に必要な体温の維持にも一役買ってます。筋肉が収縮しなくなると、血行は心臓の力だけに頼ることになります。いくら、疲労しない体づくりをしても全身に疲労ポイントはありますので、心臓だけに頼っていたら朝になってしまいます。

そのため、疲労回復のために動かせる姿勢が必要で、その運動に負荷がかからない姿勢を見つけることが大事になります。疲れ切った状態で走ったり歩いたりすることを思うと嫌ですよね。実は自転車は最小限の負荷で進むことが出来ます。この姿勢を工夫することで長く届くライディングが可能になります。ツールドフランスなんて3週間で単純距離で何千キロと走ります。獲得標高なんて富士山を何回も登っちゃいます。どんなマッチョが走ってんだって話ですよ。実際、筋肉バカには無理なレースです。特殊なスプリンターを目指すかケイリンにしましょう。

フィッティング

ロードバイク初心者は必ず説明される言葉、フィッティング。

もちろん、自分にバイクをフィットさせる行為です。逆は絶対ダメですよ。せっかくのロードバイクがインテリアになっちゃいます。

このブログはロードバイク初心者による戯事で進めているだけですので、なにも参考にはなりません。フィッティングでお悩みの方は、悩まずお店でやってもらいましょう。数万が相場ですが、もちろんその価値ありますし、簡易的なら何千円のメニューもあります。購入者には無料でやってくれるサービスもあります。

苦しむ様をお届け

このブログは初心者がもがき苦しむ様をお楽しみいただく趣向となっております。
間違ってもこの段階で正解を述べるなんて奇跡的なことは起き得ません。断言します。
文字通り、試行錯誤していく無様を晒すことになります。

そのため、みなさまがせっかく読んでいただいている時間を無駄遣いしていることに対して、なんの工夫もしないことを宣言しておきます。初心者なので対策できないこと、ご了承ください。

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