体性感覚とは、内臓感覚を除く、皮膚感覚と深部感覚のこと。
皮膚感覚には、触覚、温度感覚、痛覚が含まれます。
深部感覚は、筋肉や腱、関節から届きます。
あとふどっとこむは体性感覚のうち、「快」と判断される感覚を増やすために、血行・体温・呼吸を整え、気持ち良さを入れるための安定圧を供給します。
身体の状態により、同じ感覚レベルでも快不快に別れる場合があるので、時間経過、脳の受け取り方まで広げた貴女の環境整備から始めます。
体性感覚は触覚、温覚、冷覚、圧覚、痛覚を総合判断して、触れている物体を判断したり、状態変化を感じ取ります。
単なる刺激を感じられるかどうかではなく、その刺激を受けた結果、快情動へと反応が出ることが大事です。
そのために男性セラピストの温感安定圧が貴女の体性感覚トレーニングをお手伝いいたします。
男性セラピストの温感安定圧で優しく包まれて温まってください。
血行促進も必要です。
血流がスムーズになるには、送出元の心臓だけでなく、折り返し地点の毛細血管の流れが必要です。
血流を邪魔するコリ・ハリを緩ませ、循環させましょう。
スムーズな呼吸も意識してください。副交感神経、血管のしなやかさ、横隔膜と肋骨の連動が貴女を幸せにします。
体性感覚は脳の判断ですから、頭もしっかり働かなければいけませんよ。
完全予約制の貴女専用貸切サロンです。リフレクソロジーとリラクゼーションの融合により、血流促進、リンパドレナージュ、自律神経のバランスにむくみ解消、女性ホルモン活性化、ストレスに負けない、免疫力、自然治癒力、ライフステージに合わせたフェムケアなどあらゆるケアをご提案。あとふどっとこむはいつも貴女に必要な施術を第一に手技でケアしてきます。
体性感覚
第一次体性感覚野
大脳皮質の頭頂葉に皮膚感覚や深部感覚が届きます。
ここが第一次体性感覚野です。
連合野でその情報の意味付けをし、運動野で運動神経に伝達します。
大脳皮質は頭頂葉のほかに、前頭葉(運動野)、側頭葉(聴覚野)、後頭葉(視覚野)があります。
受容体
快い体性感覚を生み出すために、様々な受容体が適時反応するために、様々な刺激を与えます。
接触・圧・温度・振動・継続を貴女の状態に合わせて実施します。
きっかけはセラピスト主導ですが、レセプトされたかどうか反応を見ながら施術が進みます。
身体との会話が次なる一手の基準となり、その一手が貴女の応答として施術の方向性を決めていきます。
VAKモデル
実は人には得意な感覚が存在します。
- 視覚優位(Visual)
- 聴覚優位(Auditory)
- 体感覚優位(Kinesthetic)
自分の得意な感覚で受け取った情報は理解しやすいですし、相手に伝える時に利用する傾向があります。
例えば視覚優位な人は一目惚れしやすいとか、聴覚優位の人は音読してセリフを覚える、体感覚優位な人は気安くボディタッチするとか。
これらは脳のクセなので、マッサージの場合、触り方ではなく、脳の処理の傾向に差が出ます。
つまり、視覚優位を活かすには映像をイメージさせるような施術トークと手を同期させます。聴覚優位を活かすにはオノマトペ、体感覚優位には余計な演出はせず、体性感覚のど真ん中勝負です。
皮膚感覚
受容器
自由神経終末
痛覚を検知する受容器
痛みは危険信号なので、順応しません。
防衛システムの最前線ですので、皮膚だけでなく、骨や内臓など受容器の中で一番多く細かく分布しています。
体性感覚トレーニングでは通常、痛覚を鍛えることはしません。
だって痛いだけだもん笑
メルケル盤、マイスナー小体
触覚を検知する受容器
触れている対象物を判断
マイスナー小体は順応が早いので、いつまでも同じ刺激を与えていると飽きます。対象物の細部を認識します。
メルケル盤は垂直方向の圧を検知するので、形や材質を認識します。
ルフィニ小体、パチニ小体
圧覚を検知する受容器
前出の2つの小体よりも深い位置にあり、4つの受容器が順応速度や分布の違いで検知した圧覚から対象物を判断するための情報を提供しています。
パチニ小体
振動を検知する受容器
バイブレーションということだけでなく、例えばテクスチャーなど対象物表面のざらつきなどを感じて材質を判断する情報に使ったりします。
実はパチニ小体の感度が最高になる周波数帯があります。
セラピストに必須の感覚です。
そして順応が早いことに注意!
ルフィニ小体
温覚を検知する受容器
一番分布が粗い
気持ち良く温めるためにはルフィニ小体が検知する範囲内に収める必要があります。
また伸張を検知する受容器でもあります。
皮膚の状態がこれで分かるので気持ちいいマッサージのために何をしなければならないか、はっきりしましたね。
クラウゼ小体
冷覚を検知する受容器
ルフィニ小体の7.5倍多く分布している
冷えることに危機意識を持っているということですね。
毛包受容器
毛幹の傾きを検知する受容器
毛が太いほど毛幹に絡みつく神経終末が多いらしいので、大事なところは産毛じゃなくてしっかり毛が生えるのも納得?
ちなみに濃いのは男性ホルモンと言われてますね。
深部感覚
痛覚以外に筋、腱、関節などでも圧覚や振動を検知します。
例えば、今、足曲げてるなとか、重い物持ってもう無理ー!とか、あまり聴き慣れないですが、固有覚と言います。
実はこれ、体幹に必要な感覚です。
身体の状態、位置、姿勢の認識に使います。
体性感覚トレーニングでは、是非、この範囲まで目指して鍛えていきましょう。
気持ち良さのピークは筋肉の収縮を伴います。
おそらく固有覚も検知していると思います。
体性感覚トレーニング
体性感覚は体外とコミュニケーションする上で必要な機能です。
万物の存在を認識する機能ですから、様々な刺激を的確に与えて、判断が正しいか確認しながらトレーニングしていくことが必要です。
何を感じなくて、何が過剰なのか、正しく認識できる感覚はさらにバージョンアップして他の感覚を補完しながら脳を働かせましょう。
体性感覚の受容器はあくまでそれぞれの守備範囲で検知したことを脳に伝えるだけです。
様々な信号を処理して判断するのは脳です。
・受容器が正しく働くこと
・信号が正しく伝わること
・対象物を正しく認識できること
・適時フィードバックして必要な反応を引き出せること
・検知からフィードバックの一連の流れの変化に対応すること
・快情動として蓄積すること
オキシトシン
特に好きな人と30秒くらいぎゅーってハグすると幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されます。
ちょっとだけでも無いよりマシですが、副交感神経に切り替わるスピードがゆっくりなので、なるべく長い時間ハグしましょう。
手を繋ぐ、髪に触れる、それこそキスとか、体性感覚を発生させる方法はいくらでもありますが、ハグの特徴は接触面積です。
全身包まれるわけですから、これ以上の満足感、安心感はありませんよね。
さらに、触れているという単純な触覚だけでなく、温もりや振動、圧、角度などハグしてじっとするだけでなく、ゆっくり各所を動かして感覚の変化を共有できればベストでしょう。
癒し
感覚を研ぎ澄ませること。
刺激を感じ、変化を感じ、癒しを感じること。
自然な自分に向き合い、温もりを受け入れ、自分らしさを思う存分発揮する。
純粋でストレートな気持ち良さが貴女の人生に彩りを添えてくれます。
局所的な感覚とは違った、温もり膨らみときめきを感じましょう。
自己肯定
気持ち良さ、快感は自己肯定感を高めます。
刺激に対してリアクションが増すごとに成長を感じ、存在意義を再確認していきます。
快感を得ることは報酬系を働かせることにもつながります。
ポジティブで自己認識力が高まり、免疫力などの自然治癒力にみられる生存力が高まります。
ひいては健康的な美しさ、自身に満ち溢れることによる真の優しさ、個の尊重から来る正しい評価を受けることになるでしょう。
気持ち良さの出し方
マッサージにおける気持ち良さの出し方は、受け手は自分で判断する余裕がないことが多いです。
その場合、身体のリアクションを素直に認識し、運動野から運動神経、筋肉への伝達を阻害することは止めましょう。
却って混乱して暴走しかねません。
リアクション
受けた感覚によっては、脳が反応する必要があると判断することがあります。
大脳で運動野と連携して、関連の部位に反応が出ます。
始めは呼吸を意識して全身の巡りを活性化しましょう。
感覚を受け取ったあとの反応ですから、伝搬を受け入れるほうがスムーズです。
リアクションのパターンを経験して、少しずつ増やしていきます。
継続
トレーニングですから継続して繰り返すことが大切です。
少しずつされるがままではなく自ら反応出来ていくことに気付くでしょう。
急激な変化はいろいろな負担になり、障害を引き起こします。
一歩一歩が無理な負荷にならないように、続けることを見越して認識を増やしていきます。
気持ち良さの入れ方は時間的経過で変化します。
当然、アウトプットも適時変わります。
変化のパターンを増やしていくためには、時間的経過でどんな変化を起こしていくのか素直に認識していきましょう。
バージョンアップ
筋トレと同じように、継続と負荷の管理が必要です。
ただし、筋トレと違うところは、貴女のリアクションは自然とバージョンアップしていきます。
焦らず、身体の反応をしっかり受け止めて続けていくことで、確実にバージョンアップし、体性感覚が磨き上げられていく成功体験を手に入れられることでしょう。
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