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ビンディングシューズ

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人力は有限

無駄は禁物

人力のパワーの発生源は筋肉です。
ここの伸び縮みがパワーを生み出します。

わかりやすく自転車が前に進むことを単純化すると、

  • ペダル(クランク)→スプロケットが回る
  • チェーンが回る
  • スプロケットが回る
  • リアホイールが回る

ペダルには足が乗っていて、人力で回します。
リアホイールに付いているタイヤは地面に接地しているので、前に進みます。

ちなみにこれらの回転が逆に回っても自転車はバック出来ません。
後輪にフリーホイールという仕組みがあるので、足を止めても惰性で前に進みます。競輪にはこの仕組みがないので、足の回転でスピードを調整します。

漕ぐ

大抵はペダルを前に踏み込む時に力を入れるでしょう。
上から下へ、つまり階段を上がる時のように足に力が入ります。
そうすると大腿四頭筋が働きます。これは、太ももの前側の大きな筋肉です。
実は、この大腿四頭筋は出力を大きいのですが、長持ちしません。回復に時間がかかります。

遠くへ早く進むための自転車なので、大腿四頭筋に頼る漕ぎ方はうさぎさん状態になります。

ペダリング

ペダルはクランク軸を中心に円を描きます。

しかし、足は上から下に乗っかります。

円運動する物体に効率よく力を加えるには同じように円運動するのがベストです。
そうすれば、常に力が加わるだけでなく、力の向きも的確になります。

そのためには人間がぐるぐる回ることになるので、理想を意識した現実的解決をこころみます。

ペダルを踏み込むだけでは下死点から上死点まで無意味に足が移動するだけになるので、足が上がってくる間も力を加えることが出来るように、ペダルと足を固定する仕組みがビンディングで、そのための靴をビンディングシューズと言います。

クリート

ビンディングシューズの靴底にクリートという部品をつけます。
これがビンディングペダルに噛み合って足とペダルが固定されます。

これで足を引く動きもパワーに変えられるので、ペダリングの無駄が減ります。

立ちゴケ

ペダルを回すために最良のポジションのためにサドルの高さを決めているので、座ったまま止まろうとすると爪先立ちになります。
しかも、ペダルに足が固定されているので、止まろうとした時に備えてクリートを外さないと、なす術もなくそのまま転びます。

上から踏み込んで嵌めて、かかとを捻って外す。

これ、しっかり練習してから公道に出ないと危険です。
自分でコケるだけならともかく、事故る可能性の高い、交差点まわりで付けたり外したりするので、確実にコツを掴んでから外へ出ましょう。

初心者を卒業するために

例えば近場のおしゃれなカフェにお茶しにいくのにロードバイクはTPO的にハズレだと思います。
もっと乗りやすいタイプに着替えましょう。

ロードバイクの存在意義、設計思想に沿うにはビンディングシューズは必須です。
ペダルに足を固定したから初心者卒業というわけではもちろんないのですが、やはり、フタットペダルのままではなんのためにロードバイクを選択したのか迷い始めますので、さっさとビンディングでしっかり回せるようにする必要があるでしょう。

初ビンディングシューズ

SIDI GENIUS

ペダルは片面フラットのSPDが付いていますので、まずはそのままSPD用のビンディングシューズを購入。

他にはSPD-SLというしっかり固定されるタイプがあるのですが、どこに行くにも必ずたくさんの信号をクリアしなければいけないのと、やはり初心者という自覚から、それよりは外しやすいSPDで(笑)

さぁ、近場でトレーニングしたら、そろそろ100キロ超えを目指そうかな?

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