あとふどっとこむ
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アフターあとふvol_5

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東京・三軒茶屋の女性専用完全予約制リラクゼーションサロン「あとふどっとこむ」は男性セラピストによる温感安定圧で、血流・体温・呼吸を意識した貴女ファーストのフルボディケア。
手わざメインの人肌セラピストです。
施術後の余韻「アフターあとふ」をツラツラと残します。

メンズセラピストの所感

施術後の余韻はお客さまだけのものではございません。
お見送り後、全てを投入した抜け殻で誰にもいじられたくないゾーンに入ることがあります。
ロングで疲労と空腹に見舞われていることは頭で理解はしていても何も動きたくない、むしろ「したい、したくない」という意識や動機付けすら解放された賢者タイムとは違ったセラピストの余韻があります。
ここはそんな男性セラピストが、時にリアルタイムで、時に思い出話として、時に総括として忖度なしで垂れ流すあとふどっとこむ後記です。

なお、お客さまを表現する内容は極力「トル」します。
ここはセラピストの主観のみの秘密の世界。
あとふどっとこむの施術を受けたお客さまが主役のメインストーリーとすれば、アフターあとふはそのスピンオフで脇役のセラピスト目線を展開する別世界だと捉えていただければ幸いです。

vol_5

環境

相対性

どんなに頑張って客観的に見ようとしても、必ず主観が入ります。
主観はひとそれぞれ。
ばらばらの基準からの差が貴女の感覚です。

主観形成

人格形成のように主観も成長の過程で構築されていきます。
先天的なものを、環境や経験、その他影響など後天的に変化させ、主観に影響させます。

そういった揺らぎを一切省いたものが絶対性です。
主観、環境と言った個体差に影響されない指標になりますが、感性や感覚と言った気持ちが関係する場面では役に立ちません。

変化量

来るぞ来るぞとプロローグだったり、じわっと感だったり、モーション開始の変化量で期待感を盛り立てる。

これはバランスの時にも書きましたが、スタートからどうなったか、その違いから感覚に訴える効果です。

当然絶対的ではない(第一印象は千差万別、どう変化したかに感情が影響される)ので、スタートから常に相対的に判断していく必要があります。

そして、毎回、その変化量は変わる、というか同じ変化はあり得ません。
前回、ものすごく良かったからそれを目指してやっているのに、なんか違う、辿り着けない。
それが反応の出し入れで、難しく楽しいところ。

もし、パターン化出来ているのならば、そのパターンの開始地点にいかに早く辿り着き、そのパターンを忠実に再現し、パターンを完遂させ、成功体験を続けることが大事です。

探らない

つまり、どんな主観(貴女が満足する基準)が形成されてきたのか、環境をトレースすれば、基準が明確になり、成功体験に辿り着けるのですが、その答え合わせを過去に求めるリスクには気を付ける必要があります。

どんな人にも成功と失敗があり、過去を覗いた時にどっちが出てくるか誰にも分からないからです。
失敗体験を引き出してしまった場合、マイナスからのスタートとなりますので、覚悟してください。
必ず一手目はプラスにさせる技術やコツでアドバンテージをもって基準を見当つけながら、マイナスにならない変化量を維持することが大切です。

ベース

施術にはペース配分があります。
単純に時間の配分でもありますし、バランスの時に書いたように、左右、上下、前後など対応する箇所の配分でもありますし、展開や前回からの流れなど変化量を一定にするのか系数も変化させるのかなど、いろんな配分があります。

前述の基準はある程度の指標のような意味で使ってますが、この章で言うベースは、ベースキャンプのような意味です。
山やルートに合わせてベースキャンプを設置します。
リラクゼーションも確実で安全な状態を確保して、なにかあってもそこに避難できるポイントを構築します。
うまく行き続ければ戻ってこなくても大丈夫ですが、今日はこっちじゃないのかな?あっちはかなり冒険だぞ?そっちはテンプレ過ぎるから後でもいいやなど、ルートをしっかり区別してぐちゃぐちゃにならない工夫が施術で言うベース構築です。

繰り返し

パターンによっては、一発勝負もあれば、反復しながら盛り上がっていくものもあります。
この反復も単純な繰り返しなのか、インターバルなのか、スパイラルなのか、いろいろあります。
この展開を適時組み合わせて満足への変化量をプラスにしていきます。

特に面白いのがスパイラルです。
SEの方は開発モデルと言えばすぐ分かるでしょう。
スパイラルモデルは、設計フェーズが段階ごとに設定できるため、機能追加、カスタマイズなど仕様変更に柔軟に対応できます。
手続き型からコンポーネント型に移行する時代に盛んに取り入れられました。
サブシステムを積み上げていくイメージなので、その度に成果を実感でき、ユーザーの理解も得られやすいモデルです。
スパイラルのデメリットはフェーズが細分化されるため、管理スキルが求められることと、初期段階の要件定義で全てが確定するわけではないので、全体の工程を把握しずらい、あるいは小出しにした結果、目標が移動して、スパイラルが終わらなくなる(特に見積、契約が下手だと泥沼化)ことです。

満足度無限大

マッサージにスパイラルモデルを取り入れる利点は、限界に挑戦できる点でしょうか。
ベースキャンプの話で言えば、セラピストはピークハンターなので、次のピークに適切なベースキャンプを登頂するたびに設置し直して(次のサブシステムの設計フェーズ)、アタックをし続ける感じです。
それが、縦走なのかピストンなのか、さらにはルートを外れるバリエーションなのか、直登せずトラバースするのか。
施術者の落とし穴としては、その方法に拘り過ぎて本末転倒になる、あるいは鼻持ちならない押し付けになってしまう危険があります。
登山で言えば過信の末の事故ですね。

達成感

そんないろいろあるピークの全踏破を目指すのか、お気にを繰り返し登頂するのか、同じお気にでもルート変えて、あちこちから達するのか。

いずれにせよ、アタック成功させることが大切です。
時にはビバークすることもあるでしょう。
登山と施術が違うとこは、山の天気ほどシビアな環境ではないということです。
無理せず反応を見極め対応していけば、天気は回復します。
スパイラルモデルの最終ゴールが分かりづらい点を逆手に、必達ピークを改めて設定すれば、しっかり達成感でフィニッシュすることが可能となります。

そのやり繰りが施術のペース配分であり、終わり良ければすべて良しで、間違っても最終回の一個前のほうが面白かったなんて失敗をしない工夫になります。

必ず、ベースに比べてどれくらい上がったか実感できるエピローグにしてあげましょう。
登山は必ず下山しますよね。
リラクゼーションで言う下山は余韻です。
登頂して余韻に浸る、ここまで含めて達成感であり、それがあるからまた昇るのです。

レビュー

  • こんな温かい手、初めて
  • 何がどうなっているのか分からなくなる
  • いつもと違う感覚が
  • ほわほわ〜
  • 休憩が気持ちよかった
  • このパターンが私には合ってるかも
  • どうなるかと思った

コメント

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